東洋医学×抗加齢医学の医師にオンラインで相談/漢方で更年期を乗り切る!

この記事はこんな方にオススメ

  • 生理の変化などの更年期症状でお困りの方
  • ホットフラッシュや不眠、イライラでお困りの方
  • 漢方に興味があるけれど、まだ試したことがない方
  • 自然な方法で更年期症状を緩和したいと考えている方
  • 加齢とともに増えてきたお悩みを、専門の女性医師に相談したい方

40代に入ると毎日何かしら不調を感じることが増え、更年期に対する不安を抱く方も少なくありません。一般的に更年期は40代後半から55歳くらいに現れる女性にとって避けられないライフステージの一つですが、この時期、多くの女性は様々な体調の変化を経験します。

ホットフラッシュ、イライラ、不眠、ダルさなど、検査では異常がないのに、身体や精神にはさまざまな症状が現れる状態に悩まされる方も多いでしょう。しかし、漢方の力を借りることで、これらの症状を和らげることができるかもしれません。

本記事では、更年期の症状に効果的な漢方薬と、便利なオンライン診療 漢方内科についてご紹介します。

更年期の主な症状

更年期の症状は非常に多く200種類以上もあると言われています。
症状や重さは人によって異なりますが、複数の症状が重ねて出たり、日によって違う症状が現れることもあります。

ホットフラッシュ、ほてり、のぼせ、発汗

  • 顔がカーッと熱くなる
  • 首から上が熱くて頭がぼーっとする
  • 顔は熱いのに、腰や手足は冷えている
  • 気温と関係なく大量に汗をかく
  • 暑さと冷えが交互に来る
  • 夜中に大量の汗をかき睡眠の質が低下する

ホットフラッシュはよくある更年期症状の一つですが、これらはとても不快で、日常生活にも支障をきたすことがあります。

イライラ、不安感

  • 怒りっぽくなった
  • 些細なことでイライラする
  • 怒りたくないのにイライラする
  • イライラした自分にイライラする
  • 体調の変化、先のことへの不安
  • うつうつする

更年期には、ホルモンバランスの変化によってイライラしたり、不安感が強くなるなど、感情の波が激しくなることがあります。これは、周囲の人々との関係にも影響を及ぼす恐れがあります。

疲労、だるさ、倦怠感

  • 寝ても疲れが取れない
  • 疲れやすくなった
  • 朝からだるい
  • 無気力
  • やる気が起きず仕事が片付かない
  • 無気力による状況に焦り、疲労感が募る

これらの更年期症状は、ホルモンバランスの変化や、睡眠の質が低下したことが原因と考えられています。

不眠、中途覚醒

  • 寝つきが悪い
  • 何度も目が覚める
  • ぐっすりと寝た感じがなく朝すっきりしない

更年期の時期は、睡眠障害が起こりやすくなります。これは、ホルモンバランスの変化や、ホットフラッシュの影響によるものと考えられています。

その他の症状

上記以外にも、以下のような症状が現れることがあります。

  • 肌の乾燥、かゆみ
  • 頭痛、肩こり、腰痛
  • めまい、耳鳴り
  • 動悸
  • 冷え性

※これらの症状は個人差が大きく、すべての女性が全ての症状を経験するわけではありません。

漢方医学からみた更年期

東洋医学の原典といわれている医学書(黄帝内経 こうていだいけい)には、「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に身体の節目が訪れる」と書かれています。
数年の誤差や個人差はありますが、女性は閉経の時期である50歳前後、男性は女性よりも少し後の50代後半に更年期症状が出やすいといわれています。

続けて漢方医学の視点で、更年期の症状をみていきましょう。

気血水の乱れ

更年期には、「気・血・水」のバランスが崩れやすくなります。特に、「血」の不足や「気」の乱れが顕著になると考えられています。これらの乱れが、ホットフラッシュや不眠、イライラなどの症状として現れます。

臓腑の機能低下

漢方医学では、内臓を「臓腑(ぞうふ)」と呼びます。更年期には、特に腎(じん)の機能が低下すると考えられています。腎は生命力や成長、生殖に関わる臓器とされ、その機能低下が更年期の様々な症状につながると考えられています。

更年期症状に効果的な漢方薬

※注意事項

  • 漢方薬は、体質や症状によって適切な処方が異なります
  • 特に症状が重症であったり、他の症状を伴う場合は医師や薬剤師に相談の上、適切な薬を選択してください
  • 西洋薬と同様に副作用がありますので、独断での服薬の際はご注意ください

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

気逆(きぎゃく:体内の気の循環が乱れている状態)を中心に水滞にも対応する漢方薬です。

◉症状:めまい、立ちくらみ、動機、息切れ、頭痛、のぼせなど

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

血虚(けっきょ:血が不足した状態)を改善する漢方薬です。

◉症状:冷え性や疲れやすさ、めまいなどの症状に効果があるとされています。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

気鬱(きうつ:気の流れが滞った状態)を改善する漢方薬です。

◉症状:イライラや不安感、のぼせなどの症状に効果があるとされています。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

瘀血(おけつ:血の巡りが滞った状態)を改善する漢方薬です。

◉症状:むくみやホットフラッシュ、頭痛などの症状に効果があるとされています。

その他の漢方薬

上記以外にも、更年期症状の改善に用いられる漢方薬には以下のようなものがあります

  • 温経湯(うんけいとう)
  • 五積散(ごしゃくさん)
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)

東洋医学×抗加齢医学を専門の医師に相談

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当院のオンライン漢方内科の担当医には、日本東洋医学会漢方専門医/認定医に加えて、日本抗加齢医学会専門医として経験がある女性医師が在籍しています。

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オンライン診療では、自宅や会社などからスマートフォンだけで簡単に医師の診察を受けることができます。
ビデオ通話で医師が症状や体質を丁寧に確認します。その後、適切な漢方薬(必要に応じて西洋薬)が処方されます。

予約から、お薬受け取りまでスマホだけで完結できる診療の流れになっています。

※受診は、プライバシーが確保されている空間から診察を受けてください

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木の香往診クリニックのオンライン漢方内科では、診察、処方薬ともに健康保険が適用されます。
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具体的な料金については、こちらからご確認ください。

まとめ

漢方薬は、個々の症状や体質に合わせて選択します。自己判断での服用は避け、専門の医師に相談してから服用することが重要です。

漢方は更年期の症状を自然に、そして穏やかに改善する可能性を秘めていますが、更年期症状は個人差が大きく多岐にわたるため医師のアドバイスを受けながら、自分に合った対策を見つけていくことが大切です。

「更年期かどうかわからない」、「30-40代前半だけど更年期のような症状があって不安...」という方もお気軽にご相談ください。
当院には、日本東洋医学会漢方専門医/認定医に加えて、日本抗加齢医学会専門医として経験がある女性医師が在籍しています。安心して診察を受けてください。

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