【スマホで完結!】オンラインアレルギー科の鼻炎治療を解説!

この記事はこんな方にオススメ

  • 鼻炎でお困りの方
  • 市販の鼻炎薬だと症状が抑えられなくなってきた方
  • 薬をもらうためだけに通院する時間がない方
  • 困っている症状を手軽にアレルギー科の医師に相談したい方

季節の変わり目や花粉の飛散時期になると、鼻炎の症状に悩まされる方は少なくありません。
通院では、診察待ちの時間や、薬をもらうための長時間の待ち時間が発生しますが、最近では、忙しい日々を送りながらも効率的に医療を受けられるオンライン診療 が注目されています。

本記事では、アレルギー科のオンライン診療を活用した鼻炎治療について、保険適用の処方薬や診療の流れを詳しく解説します。

鼻炎とは?その症状と原因を知ろう

鼻炎は鼻粘膜の炎症であり、以下のような症状が一般的です。

  • 鼻水:透明でサラサラしている場合が多い
  • 鼻づまり:両方の鼻孔が詰まることもある
  • くしゃみ:特に朝方に多い
  • 目や喉のかゆみ:アレルギー性鼻炎の場合

鼻炎の主な種類

  • アレルギー性鼻炎
    ダニやハウスダスト、花粉などのアレルゲンが原因
    季節性のもの(花粉症)と通年性のものがある
  • 急性鼻炎
    風邪やウイルス感染が原因で発症
  • 慢性鼻炎
    長期的に鼻づまりが続く状態
    環境要因や体質が影響

💡オンライン診療では、いずれの鼻炎症状にも対応しています。

【オンライン診療の流れ】アレルギー科での鼻炎診療の場合

  1. 予約
    当院のWEB予約カレンダーで診療予約を行います。
  2. 事前問診(所要時間は2-3分)
    予約後、事前にWEB問診に回答します。
    以下が主な質問内容です。
    • 保険証情報の登録
    • 薬の受け取り方法の選択(オンライン薬局か、最寄り薬局での対面受け取り)
    • 症状について(発症時期や頻度、原因物質など)
    • 既往歴
    • 使用している市販薬やサプリメント
  3. オンライン診察(待ち時間なし!5-10分)
    Zoomでのビデオ通話を通じて医師と相談。
    鼻炎の原因や症状の重症度を確認し、最適な治療法およびお薬が提案されます。

  💡当院では、日本アレルギー学会アレルギー専門医の女性医師が担当します。安心してご相談ください。

  1. お薬の受け取り
    保険診療内でお薬が処方されます。
    WEB問診で選択されたオンライン薬局もしくは、最寄り薬局でお薬を受け取ります。

    💡オンライン薬局「とどくすり」の場合、送料・利用料など一切かからずお薬代以外は完全無料です
  2. 次回の診察
    お薬がなくなる前もしくは、症状の変化や新しい症状についてなどお気軽に再受診ください。

保険適用の処方薬一例

保険診療で処方される薬には以下の種類がありますが、オンライン診療でもこれらの薬が処方されることが多いです。
※記載内容は一例です。記載以外の薬剤含め、症状や体質に合った処方を行います。

1. 抗ヒスタミン薬

ヒスタミンの作用を抑えることで、くしゃみや鼻水を軽減します。

  • フェキソフェナジン(アレグラ)
  • ロラタジン(クラリチン)
  • デスロラタジン(デザレックス)
  • ビラスチン(ビラノア)
  • エピナスチン(アレジオン)
  • ベポタスチン(タリオン)
  • オロパタジン(アレロック)

2. ステロイド点鼻薬

炎症を直接抑え、鼻づまりの改善に効果的です。

  • モメタゾン(ナゾネックス)
  • フルチカゾン(フルナーゼ)

3. 抗ロイコトリエン薬

鼻づまりの改善や喘息症状にも効果があります。

  • モンテルカスト(シングレア)
  • プランルカスト(オノン)

4. 去痰薬

鼻水を出しやすくするための補助的な薬。

  • カルボシステイン(ムコダイン)

5. 免疫療法薬

アレルギーの原因物質を少量ずつ摂取し、体を慣れさせる治療法(舌下免疫療法)。
※あいにく現在、当院では舌下免疫療法の治療および処方は対応していません

6. 保湿剤、軟膏

かゆみ、湿疹や保湿剤などの薬。

ヒルドイド
ロコイド軟膏
アンテベート軟膏
レスタミン軟膏
(痒みに効く)


保険適用範囲と診療費の目安

オンライン診療でかかる費用

※当院のオンライン診療は、保険証が使えます(詳しくはこちら

💡保険適用のため高額になることはなく、安心して利用いただけます。

  • 診察料:初診2,200円、再診1,430円(※3割負担の場合)
  • システム利用料:1,000円(税込み)


オンライン診療のメリット

メリット

  1. 時間の節約
    通院時間ゼロ!待ち時間もほぼなく診療可能
    です。
    特に、仕事で忙しい方や子育て中の方、外出が困難な方、近くにアレルギー科がない方などにおすすめです。
    スマホだけで完結できる診療の流れになっています。
  2. 感染リスクの軽減
    薬の受け取り方法を、オンライン薬局に選択した場合は予約、診療、お薬受け取りなど全て外出する必要なくスマホかパソコンだけで完結します。
  3. 全国どこからでも受診可能
    居住地を問わず、日本アレルギー学会アレルギー専門医の診療を受けられるのはオンライン診療の大きな魅力です。

まとめ

アレルギー科のオンライン診療は、鼻炎の症状に悩む多くの方にとって効率的かつ効果的な治療手段です。
特に保険適用の範囲で受診可能な点は、経済的な負担を抑えながら適切な医療を受けられる大きなメリットと言えるでしょう。
アレルギー症状が気になる場合は、ぜひオンライン診療を試してみてください。